カフェのなかの2026
早期退職して、小さなカフェを開きました。朝、看板の灯りをつけるとき、まだ少し手が震えます。お客さんは一日に十人ほど。それでも「また来ます」の一言が、私の灯です。
早期退職して、小さなカフェを開きました。朝、看板の灯りをつけるとき、まだ少し手が震えます。お客さんは一日に十人ほど。それでも「また来ます」の一言が、私の灯です。
職場には戻れましたが、前のようには走れません。会議中、ふと「何のために」と考えてしまう。お米の値段に驚くたびに、この先の暮らしのことも考えました。娘の「お父さん、コーヒー淹れてる時がいちばん楽しそう」という一言を、一年じゅう考えていた気がします。