漢字
廻
充実度
一年中、ろくろを回していた気がします。朝の光の中で回し、夜は虫の声を聞きながら回す。春には山桜が散るのを窓から眺め、夏は汗が土に落ち、秋は焚き木を集め、冬はかじかむ指を湯で温めながら、ただ回し続けました。展覧会のためと思って始めたのに、いつのまにか、回すこと自体が祈りのようになっていた。手のひらの中で土がめぐり、季節もめぐっていきました。疲れたけれど、不思議と満ちていた一年です。